山行報告

山吹の里~五大尊つつじ公園ウォーク

期日 2025年4月22日(火)
天候
参加者 6名
レベル ウォーキング
コースタイム 所沢=飯能・東飯能=高麗川=越生10:50―山吹の里歴史公園11:10―越辺川―五大尊つつじ公園12:00(昼食)―世界無名戦士の墓14:10―越生駅15:15(解散)
コメント 朝、西武池袋線の人身事故があり、運転見合わせのため大幅に行程が遅れた。それでも飯能駅で全員が集合し、東飯能駅まで歩いて、八高線に乗り換えた。ようやく越生駅に着き、さっそく出発した。越辺川を渡るとすぐ山吹の里歴史公園で、ウグイスの鳴き声とシャガが迎えてくれた。一重の山吹は盛りが過ぎていたが、八重はちょうど満開だった。江戸城の築城で知られる室町時代の武将「太田道灌」は、ここ越生の出身である。道灌の故事に因んだ古歌が遺されている。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」 歴史公園の頂上の東屋でひと休みし、越辺川まで下り、上流にむかって山吹の並木と新緑のなかをブラブラ歩く。めざす五大尊つつじ公園は全山まっ赤で、遠方からみてもよくわかる。平日だというのに関東一円から訪れた車で、駐車場は満杯だった。ツツジはまっ赤といっても単純な一色でなく、濃い赤、深紅、ピンク、白などさまざまな色合いでまさに百花繚乱だった。観光客もスマホやデジカメをかざして、その美しさを夢中に撮影していた。公園の麓の広場にイスが用意されていたので、まっ赤なツツジと対座しながら、昼食とした。そこを出て山道を30分ほど歩くと「世界無名戦士の墓」に着く。大高取山の中腹にあり、眼下に越生市街とその向こうに広がる関東平野の眺望が素晴らしかった。越生駅への帰路は一転して、みんな路傍の山菜採りに夢中になった。それでも飽き足らず、途中の農産物直売所でネギ、フキ、ワラビなどを買い求めた。今日の山行は、越生の花と野菜・山菜を堪能した1日でした。越生駅に着き、解散した。
 「七重八重 越生みまもる 山吹の」俊