出羽三山 羽黒山&月山~湯殿山
| 期日 | 2025年7月26日(土)~7月27日(日) |
|---|---|
| 天候 | 晴れ |
| 参加者 | 6名 |
| レベル | やや健脚向★★ |
| コースタイム | 大宮駅6:33とき301号=新潟駅8:108:23いなほ1号=鶴岡駅10:13/10:43羽黒山行バス=羽黒荒町バス停11:15―宿坊「多聞館」11:20/11:30―羽黒隋神門11:50/12:30―五重塔12:40―一ノ坂―二ノ坂―三ノ坂―羽黒山・出羽三山神社13:30/14:00―往路と同じ―宿坊「多聞館」15:40(泊)6:20タクシー=月山八合目7:10/7:25―弥陀ヶ原―一の岳たたみ石9:00―仏生池小屋9:20―月山山頂10:35―月山神社10:45/10:55―月山山頂小屋11:00/11:25―牛首12:15―金姥12:40―装束場13:40―月光坂―湯殿山神社14:50/15:10―参拝バス停15:20=仙人沢駐車場15:25タクシー=鶴岡駅16:21/18:38いなほ14号=新潟駅20:23/20:30とき344号=大宮駅22:03 |
| コメント | 1日目(羽黒山)晴 宿坊に荷物を置き、隋神門へ向かう。手前のおそば屋で昼食をとり出発。隋神門をくぐり、神様の領域に入る。石段を下り、祓川を渡ると爺スギ、隣りには国宝五重塔。圧倒的な重量感。もっと見ていたかったが、ここから出羽三山神社に向けて参道を登る。緑深い杉並木に吸い込まれるように延びる石段を一歩一歩進んでいると神様に近づいている感じがしてくる。白装束の人達も行きかい真に信仰の山だ。2446段の石段を登り切ると広々とした出羽三山神社(右に羽黒山、左に湯殿山、真中は月山)に到着した。出羽三山のうち、羽黒山は現世の幸せを祈る山。 いつまでも歩けますようにとお参りし、来た道を宿坊までもどった。 2日目(月山~湯殿山)晴 宿坊(軒先に魔除けの引網が飾られ神聖な場所の意)を早々にタクシーで出発する。月山8合目では白装束の参拝者といっしょになる。登山道は整備されており登りやすい。弥陀ヶ原湿原を過ぎた頃、眼下には残雪と池塘群、そして周りには「天空の花園」が広がり空は青く澄み渡り気持ちが良い。キンコウカ、ニッコウキスゲ、チングルマ、ミヤマウスユキソウ、コマクサ等々次々と現われ、お花を満喫する。たたみ石→仏生池→武者返しを経てお社の直前右手に、月山々頂の三角点があるので記念撮影。お社では小さな山門をくぐり、お祓いを皆で受けて参拝を済ませる。月山はすっかりガスに包まれ、強風が吹き荒れる中昼食をとる。 山頂を後に牛首までくると左側に続いていた雪渓が再度現われたが、今回はアイゼンなしでやり過ごすことができた。姥ヶ岳には登らず金姥を右に行く。実はここからの山道は最近まで一ヶ月通行止めであった所を通過するので気を引きしめて行く。山深く進んでいくと水の流れが表われ水芭蕉が咲く所もあった。月光坂と素敵な名がつけられた急坂にさしかかると、見るからにスキーで言う直角行で鉄ハシゴが大小合わせて6ヶ所、水が流れる岩場が終りのないくらい続く坂であった。湯殿山神社直前に今回の通行止めになった原因の崩落箇所があったが、新道が直上に整備され心配した大回りにならずに済んだ。 湯殿山神社は出羽三山では最後に行き着く聖地とされており、その聖地は見ていない人に言ってはいけない、見ていない人は他人から聞いてはいけないと決められており「語るなかれ、聞くなかれ」と伝えられている。 最後に、出羽三山を全てを回り通せ、しかも歩いて!皆でやり遂げた事に感動し、安全に終了したことに感謝した山行であった |

