山行報告

雲取山

期日 2025年10月23日(木)~10月24日(金)
天候
参加者 4名
レベル 健脚向★
コースタイム 青梅駅7:27=奥多摩駅8:05=小袖乗越駐車場/雲取登山口8:35/8:45―堂所10:35―七ツ石小屋11:35/12:05―七ツ石山12:35―ブナ坂12:45―五十人平テント場13:25/13:50―小雲取山14:15―雲取避難小屋14:35―雲取山頂14:40/15:00―雲取山荘15:30(泊)
6:50―大ダワ7:05ー芋ノ木ドッケ7:50―白岩山8:10―前白岩山9:00―お清平 9:55/10:05―霧藻ヶ峰10:20/10:30―妙法ヶ岳分岐11:30―三峰神社バス停11:50/12:40=西武秩父駅14:00
コメント 1日目 七ツ石山~雲取山
 鴨沢バス停から少し上の小袖乗越権現平駐車場の登山口から登る。歩きやすいなだらかな道を七ツ石山荘へと辿る。山荘の脇から水がジャンジャン出ており、奥にベンチのある広場があった。振り返ると初冠雪の富士山があり、ここまで歩いてきたご褒美のようだった。
七ツ石山を越えて防火帯の明るい草原を歩くと、奥多摩小屋跡に管理棟とテント場が整備されておりびっくりした。山頂避難小屋もきれいに整備されていた。
 雲取山頂からは富士山は眺められたが、南アルプスや八ヶ岳には雲がかかっていた。七ツ石山からのルートは草原の明るい道が続き、山頂から雲取山荘に下る道からは、ダケカンバやブナに囲まれた樹林で雰囲気ががらりと変わり、山の二面性を触れたような気がした。縦走することで味わうことが出来た。紅葉には少し早かったが、ところどころに赤や黄色が見えると感慨もひとしおだった。
 雲取山荘の宿泊費は、山岳保険証提示で800円割引きで9,200円でした。

2日目 雲取山荘~三峰神社
 雲取山荘をまだ夜が明ける前に朝食を済ませて、ゆっくりと出発する。右側に雲海を見ながら、昨日とは山の感じがなんだか違うなぁと思いながら芋ノ木ドッケまで降りる。リーダーが「奥多摩から奥秩父の山になってきたネ」と言われて、どちらも体験できてオトクだなと思う。白岩山の三角点は道から少し外れた所にあり、白岩小屋はすでに廃屋化していた。ここを過ぎた頃より登りの登山客とすれちがう。山荘では今日は50人のお客様だと言っていたことを思い出す。お清平から再び登り返しとなるが、とても気持ちの良い登山道である。足元には色鮮やかな落ち葉やドングリも沢山落ちている。この辺には熊はいないなと頭で考えていた。予定通りに三峯神社に到着、名物のいもでんがくでカンパイする。

 今回の山行はKさんのリクエスト。Kさんから、地図を見ているとかなりの急登な山であろうと思っていたが、案外登りやすいコースであったのと「やや健脚」であろうと感想を頂いている。東京都の最高峰でやさしく美しい山であった。