薬師岳縦走(折立~室堂)
期日: 2026年8月21日(金)~8月24日(月)
参加者: 6名
レベル: 健脚向★★
コースタイム:
大宮駅6:53はくたか551=富山駅9:08/9:15=タクシー=折立登山口10:45/11:00―三角点13:15―ご光岩ベンチ15:00―太郎平小屋16:00(泊)5:45―薬師平7:05―薬師岳山荘8:05/8:15―薬師岳 9:30/10:10―北薬師岳11:25―間山13:15―スゴ乗越小屋14:30(泊)6:15―スゴ乗越7:10―越中沢岳10:35/11:00―鳶山13:10―五色ヶ原山荘14:00(泊)5:45―ザラ峠6:25―獅子岳7:55―立山カール―龍王岳登山口10:00―一の越分岐10:10/10:55―浄土山11:05―室堂バスターミナル12:25/14:20=アルペンルート=立山駅15:20/15:27=富山駅16:50/17:51かがやき592=大宮駅19:42
名峰〝薬師岳〟どっしりとした気品ある容姿で〝北アルプスの女王〟と呼ばれている。
山深く、険しい縦走の幕が開く。
登山口は折立。ミズナラの巨木の脇から登山道が始まる。太郎坂はブナ・シラカバの樹林帯の急登、やがて針葉樹林に変わり、このあたりから勾配が緩くなり三角点に到着。富山平野・有峰湖が見える。五光岩ベンチまでは草原と針葉樹が交互に現れ、いつしか広大な草原の登りに変わり、歩きやすい石畳、木道が続き太郎平小屋に着く。
富山駅ではドシャ降りだった空も折立では青空がのぞく。4日間のロング縦走に期待で胸が躍る。
2日目 薬師岳~北薬師岳~スゴ乗越小屋晴
薬師峠へ下り樹林帯の急な登りが始まる。薬師平までには大きなケルンがあり、展望の良い道が続く。夏の終わりを告げるコバイケイソウや綿毛になり朝露を浴びたチングルマが一面に広がる美しさに歓声を上げ、6羽の子育て中の雷鳥家族に会いたくさん笑顔を貰う。黒部源流方面には見事な圏谷群が望め、雄大な眺めを楽しみながらつづら折りのガレ斜面を登り東南稜分岐に出る。さらに進むと薬師如来が祀られた祠のある薬師岳山頂!!祠には銅剣など数々の修験の宝具が見られる。
山頂からは水晶岳や赤牛岳、山裾に沿って流れる黒部川が見える。緩やかな登りが続き次第にきつい岩場を登りきると北薬師岳・間山(アイダヤマ)。樹林帯を下ると間山池があ
り、スゴ乗越小屋に到着。ネパールの五色の旗〝タルチョ〟が風になびき、小屋の急な階段に山と同じ補助ロープがあるとても楽しい小屋だった。
3日目 スゴ乗越小屋~五色ヶ原山荘晴後曇
スゴ乗越小屋からスゴ乗越へ下り越中沢岳と鳶山に登り返して、五色ヶ原山荘へ下りとアップダウンの連続で厳しい行程でした。
特に、スゴ乗越小屋から越中沢岳までは泥濘の急な下りと大きな岩場の急登が続き、今回最も過酷な難所でした。越中沢岳からは読売新道の山々や遥か彼方に五色ヶ原山荘の台地も広がり、雄大さを感じました。五色ヶ原山荘は最近リニューアルしたとのことで、室内はとても綺麗でお風呂もあり、三日間の汗を流せて生き返った心地でした。
4日目 五色ヶ原山荘~室堂 霧後晴れ
最終日は五色ヶ原山荘からザラ峠へ下って獅子岳へ登り、更に浄土山を経由して室堂バスターミナルへ下山する行程でした。
五色ヶ原山荘周辺は私でも分かるチングルマなど高山植物の宝庫で、花の季節に来てみたいと感じました。スタート直後の霧の中ではスペインの若者集団にあっさり追い抜かれ、その後急な登りの連続でしたが、徐々に山々も見えてきました。浄土山手前に出たところで突然視界が開け、立山連峰(雄山~別山)と剣岳の見事な景色は、4日間の疲れを忘れて感動した瞬間でした。
3泊4日の長い行程でしたが、雨にも降られず皆さん無事に踏破できたこと、素晴らしい山行でした。私としてはエコー山の会で初めての縦走でしたが、皆さんからいろいろと教えて頂き、とても良い経験になりました。新しく入会された方々もタイミングが合えば是非山行に参加して頂きたいと感じました。
